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連載シリーズ【2】 現場監督に聞く 新築アパートができるまで 企画・製作/ヤオキ商事
上棟後の金物検査(第三者機関)
前回の基礎配筋工事に続き、今回は上棟後の中間検査(金物検査)について取材した。
「設計性能評価は、いろいろな取り方がありますが、ヤオキは劣化等級で取得しています。劣化等級というのは、建物が劣化しにくいよう配慮して建てられているかどうかを評価するもので、対シロアリ工事、基礎の高さ、通気工法、配管の施工法などさまざまな項目があります。等級は1〜3まであり、数字が上がるごとに性能は高くなりますが、その分コストもかかるので、施主様のご要望にあわせて等級を決めることができます」
「また今回も前回と同様、工程が進むと見えなくなってしまう部分を検査し、写真に収めて、記録に残すことが目的の一つです。いわゆる『金物検査』と呼ばれるもので、決められた位置に決められた強度の金物がキチンと入っているか、一つひとつチェックされます。当たり前のことを当たり前にできているか、つまり『凡事徹底』に重点を置いて検査するのです」と、いつもの穏やかな笑顔で、素人にもわかりやすい丁寧な説明をしてくれる田宮さん。
見えないところを見せる!?見学会
ヤオキ商事が現場見学会にこだわる理由をうかがうと「社長の強い意向によります」との答え。「近年、大手住宅メーカーによる施工問題があり、残念ながらアパートに対する不信感が強まっています。同時に、ニュースで『界壁に問題』と聞いても、そもそも界壁とは何かご存知なく、見たこともないというオーナーさんや入居者の方がほとんど。我々にとっては毎日接している、なじみのあるものですが…」
取材クルーも「界壁ってなに?」と頭の中がクエスチョンマークだらけに。すると田宮さんがまたしても丁寧に説明してくれた。「界壁とは、簡単にいうと共同住宅において各住戸の間を区切る壁のことです。例えば火災が起きたときに隣の部屋に燃え移るのをなるべく遅くする役割があります。そのため、住居内の他の壁よりも火が移りにくいよう施工されています」
「弊社の社長は、きっと皆さん界壁だけでなく完成後では見ることのできない建物の構造部分を見たいのでは? と考えました。そこでヤオキの現場は常に開放し、実際に見て触って体感していただけるようにしています」。なるほど。会社のトップである社長の想いが現場見学会へとつながっていることをうかがい、ヤオキが信頼され続けている理由が、また一つわかったような気がした。
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