市政報告 こども文化センターを中・高生の安全な居場所へ 川崎市議会議員 露木明美
川崎市や和歌山県で子どもの痛ましい事件があり、大人が子どもを守れなかったことが悔やまれます。
学校から帰宅後、又は学校に登校していない間、子どもに危険な状況が生じたなら、周りの大人達がもっと積極的に対応すべきだったかもしれません。地域での子どもを守る取り組みが問われています。
本市には中学生・高校生の安全な居場所として、10年程前からこども文化センターの開館時間が9時まで延長されています。この施設が多様なニーズを持つ中・高生の安心で安全な居場所としての役割を果たしているのか、その効果や利用状況について議会で質問しました。
こども本部長からは「市内59施設合計の利用者数は中学生22万人、高校生5万人であり、1施設あたり年間利用者は中学生約3700人、高校生857人である。利用者には職員が声掛けを行い、身近な話題を話しやすい雰囲気づくりに努め、卓球大会や映画会などのイベントを企画している施設もある。集会室では卓球、球技、ダンスなどを楽しみ、音楽室ではバンド練習や個人練習などを行っている」との答弁がありました。十分に活用され、心のよりどころとなっている施設もありますが、中・高生の年間利用者が1400人以下と少ない施設もあります。
私はこの機会に改めて、地域で子どもを見守る1つの施設としてこども文化センターが存在すること、安全で安心できる居場所として役割があることを確認し、機能を強化するように求めました。
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5月3日
4月26日