記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 1月1日0:00更新
▼十二支発祥の地・中国では、「亥（猪）」はブタを意味する。この文化が伝来した当初、日本に養豚はほとんどなく、イノシシの狩猟が一般的だったため「イノシシ年」となったのだという。物事の起源をたどると新たな発見を楽しめるが、その面白さは日頃の取材の中にもある。長年続く催しの発起人に出会ったり、伝統を継承する人の思いをのぞいたり。人物風土記で相手の幼少期に触れるのもまた楽しい。今年も、地域をつくる原点を探っていきたい。 （船橋）
▼３年前、多摩区版担当に着任して初めて携わったのが本紙６０９号。以降、１５０本近い紙面を発行してきた。作り手にとっては数多くの中の１本だとしても、手に取って読む読者にとっては運命的な出会いや発見、行動のきっかけになるかもしれない。そんな思いをめぐらせながら発行を毎週積み重ねてきた。新春恒例の特別号であるこの「元旦号」も、魂を込めて作り上げた紙面なので、隅々まで堪能していただけたら嬉しい。 （地主）
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