市政報告 中学校給食実施までの課題 民主党川崎市議会議員団 露木明美
福田新市長が公約に挙げた中学校給食について、実施までの課題を整理してみました。中学生にとっては栄養バランスに優れた昼食による健康保持、保護者にとっては作る負担が軽減されるメリットがあります。
私たちは12月議会の民主党市議会議員団の代表質問を行い、市側から▽平成28年度に実施したい▽早期実施に向け「中学校給食推進会議」を設置し、完全給食の全校実施に向けた検討、民間活力を活かした効果的な手法の検討などを行いながら、具体的な実施方法を示したい▽平成26年度に所要額や財源を精査し、財政負担を考慮した具体的な実施方法などを示したい――という答弁がありました。
まだ多くの課題があることが明らかです。その第1が財源です。市内50校で実施するには莫大な初期経費がかかります。経費面ではお弁当形式のデリバリー方法が優位なのか悩ましいところです。川崎市の財政は他都市よりは悪くはないとしても負債総額1兆円余り、市民一人当たりの負債額が77万6000円となる状況で、新たな負債をつくるのか、他の取り組みを切るのか、実施手腕が問われます。
また、小学校給食で行われてきた食物アレルギーへの個別対応、異物混入防止対策、給食費徴収事務の学校負担改善などについても示される必要があります。さらに栄養指導や食教育、献立作成などにかかわる栄養職員も新たに配置される必要があります。
これらの課題にも市がしっかり対応できるのかチェックしながら、実施を支援していきたいと思います。
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