7月20日に実行委員長としてイベント「多摩川せせらぎ夏万博大作戦」を開く 相川 拓也さん 宿河原在住 38歳
垣根越えた新しい催しに
○…「第1回 多摩川せせらぎ夏万博大作戦」と題した地域活性イベントを企画した。7月20日に二ヶ領せせらぎ館近くの多摩川河川敷で開催する。バンドライブや子ども縁日、東北物産展やフリーマーケット、地元の吹奏楽部の演奏などの様々な催しを開く。昨年の秋に実行委員会を立ち上げ、準備を進めてきた。「地域を盛り上げるきっかけの一つになるといい。大人も子どもも誰でも参加できる恒例イベントにしていきたい」と意気込みを見せる。
○…実行委員には地元の同級生を中心に10人が集まった。PTA会長や消防団員、こども会の会長など様々。地域活動に取り組んでいるメンバーも多く、心強い。リーダーとして心掛けているのは「皆の意見を聞くこと」。会議ではメンバー同士で激しく意見をぶつけ合うこともある。「それだけ真剣に取り組んでいる。どんどん意見を吸い上げていきたい」
○…生まれも育ちも宿河原。小学生の頃には家業の理容店を三代目として継ぐことを決めていた。ただ、時代の変化とともに縮小していく地元の商店街に危機感が募っていった。「幼い頃の賑やかさを知っているからこそ寂しかった」。そんな時、好きだったバンドの東北復興支援ライブを見て感銘を受けた。「人も物資もお金も動かす。本当の支援になる。音楽の力に感動した」。自身もバンド活動経験があったため、音楽への情熱が再燃した。「地元を盛り上げるイベントをやろう」と動き出した。
○…「初めての手づくりイベントなのでダメ出し大歓迎。参加する皆さんにも一緒に育ててもらえれば」。「万博」と銘打ったのは「地域や年齢の垣根を越えた場にしたい」という思いがあったから。「昔からいる人も新しく来た人も関係なく参加できる新しいイベントを目指したい」。今、大切にしている言葉は「時は金なり」。いよいよ開催日が迫ってきた。「今はどきどきしている。終わったら、泣きそう」
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5月3日
4月26日