市政報告 保育所待機児童対策と中学校給食は?―川崎市の平成27年度予算より― 民主党川崎市議会議員団 露木明美
保育所待機児童対策等は
川崎市の平成27年度予算における待機児童対策を含むこども費は前年より30億円増の914億円です。保育所入所枠は認可保育所が2015人、川崎認定保育園(認可外保育)が771人拡大し、それぞれ2万2340人、4171人となりました。
このほかに新規の地域型保育事業により474人受け入れます。また、入所が難しいケースには区役所等に相談窓口を設け、保育所利用者支援事業として9名の専門職員が配置されます。これまでに第2期保育基本計画として4420人の入所枠の拡大を図っており、ここ4年間で大幅に保育所の整備が進んできたと言えます。
一方、保育の質の向上も大切です。経験豊かな職員確保に向け、保育所職員の処遇改善費や保育所に対する障害児保育費加算が増額されました。
中学校完全給食は
28年度実施をめざした中学校完全給食実施のための27年度予算は32億円です。PFI方式により15年間で378億円の試算です。3つの学校給食センターを新設し、自校調理校以外の48中学校へ運搬し配膳する方式で実施します。
しかし、工事日程などの理由で南部が7カ月、中部・北部が10カ月先延ばしとなり、平成29年度中の事業開始の予定です。
課題
本市の厳しい財政状況の中で、保育所待機児童対策や中学校給食の予算が増額になりますが、障害児者に対する施策や生活保護者対策、自立支援関係などの予算は減額され、介護保険料も月額500円上がり5540円(基準額)となります。
これらの課題について「市民の暮らしを守る」視点でしっかり審議してまいります。
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