市政報告 橋梁の耐震化で災害に更なる備えを 川崎市議会議員 自民党 ひろた健一
熊本地震発生から1カ月が経過しました。現在も、苦しい状況に置かれている被災地の皆様には、心からお見舞い申し上げます。
先日、神戸市に視察に行ってきました。1995年の阪神・淡路大震災を経て構築していった、神戸市の災害対策について市の担当者の方に話を伺いました。
当時は大都市において電気・水道・ガスの被害が広範囲にわたり、鉄道や新幹線、高速道路や都市交通・地下鉄などが損壊。ライフラインに壊滅的な打撃を受けました。また、古い木造住宅の密集した地域において大火災が発生。橋や橋梁が倒壊し道路が寸断されているため、消防車がすぐに駆けつけられないという緊急事態が発生しました。
このような教訓から、神戸市では耐震化に加えて「燃え広がりにくい街づくり」を掲げています。「まちの不燃化促進事業」として、火災が広範囲に燃え広がる危険性の解消を目指し、耐火性能に優れた住宅の新築に対する補助を実施しています。また、「まちなか防災空地整備事業」として、災害時の一時避難や消火活動のスペースを確保しようという取り組みも進めていく方針です。
川崎市においても、阪神淡路大震災での橋梁の甚大な被害を受けて、橋梁耐震化計画を進めてきました。今年4月には新たな計画案を公表し、パブリックコメントを募集しています。計画案では、緊急輸送道路上の橋梁などで目標より耐震性能が不足している橋梁のほか、橋長5メートル以上と小さくても防災上は重要性の高い橋梁など、市内にある619橋のうち新たに199橋を要対策橋梁に定めました。多摩区では稲生跨線橋、登戸陸橋、生田根岸跨線橋のほか本村橋が含まれています。
災害に強い、非常時に多くの命を守るまちづくりとは何か。これからも考えていきます。
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4月26日
4月19日