神奈川県議会議員 土井りゅうすけ 県政報告 商店会活性化・未病対策に注力 企画=土井りゅうすけ政務活動事務所
まずは、昨年1年のさまざまな動向を振り返り、総括をお願いします。
【土井】昨年は「商店会活性化」が重要なキーワードになった年でした。生田緑地で11月に初開催された、民家園通り商店会主催の催し「食の祭典」では、県地域商業ブランド確立総合支援事業として補助金を受け、多くの来場者を集めることができました。
一方で、5月の申し込み締切から結果発表まで約3カ月を要したため、イベント等の事業費としてもっと前倒しで使えるようにすべきだと強く実感しました。県内の多くの商店会にとって活用しやすく、分かりやすい支援事業にするために、2月の県議会の代表質問で取り上げる予定です。
将来的な地域振興につなげるためには、どのような施策が必要でしょうか。
【土井】一過性の集客にとどまらないように、イベントを通じて商店の名前や魅力を広めて、引き続き足を運んでもらえるような仕掛けづくりを後押しします。
昨年11月には、多摩区商店街連合会が取り組む子育て支援パスポートが「かながわ子ども・子育て支援大賞」の特別賞に輝きました。さらに、2月には県の商店街観光ツアーに、多摩区が組み込まれる予定になっています。これを機に、多くの人に多摩区の魅力を発信し、生田緑地のような観光地と地元商店を結びつけるような活動で、「かながわ観光大賞」を狙えるよう働きかけていきます。
一昨年5月から1年間、県議会議長を務めてこられましたが、重点テーマの一つ「議会改革」で引き続き取り組んでいることは。
【土井】昨年5月に監査委員に就任し、9月から本監査が始まりました。議会の合間を縫って県庁の各部局や県の出資団体などを回り、県税が的確に使われているかチェックしている最中です。これまで書面のみだった監査報告を、2017年度から決算特別委員会の冒頭に委員から口頭で行う方向ですが、今後も多角的な視点で議会改革を進めていきます。
県が力を入れて取り組む「未病対策」にも、大きな進展があったようですね。
【土井】健康と病気の間を行ったり来たりする「未病」を改善し、健康寿命を延ばすことが基本的な考え方です。ロボットの活用、医師会や歯科医師会との連携強化なども想定されていますが、これは県政活性化事業の一つとして起爆剤になるととらえています。
昨年11月には、県とブルックスホールディングス、大井町が2020年度までに開設を目指す「未病いやしの里センター(仮称)」で視察を行いました。ブルックス大井事業所のある約60ヘクタールの敷地に、未病に関する展示・研究施設や健康食ショップ、薬草園、スポーツ施設などが整備される計画です。県西地域の新たな健康拠点として期待が高まっていますが、民間と行政の連携事業として、大いに可能性が秘められていると実感しています。
「食べる」ことにこだわり、高齢者の口腔機能低下を防ぐ「オーラルフレイル予防」というキーワードがあります。高齢化が進む今、誰もが生き甲斐を持って働ける場づくりが理想です。
未病対策がもっと県民に浸透し、神奈川県が健康事業で日本一になるよう今年も力を注いでいきます。
|
|
|
|
|
|
【ナイスオン】【バンバン】【ナイスオン】春のコースデビューキャンペーン~4月30日【ブラッサム・ポラリス】4月22日㈪新台入替 |
<PR>
4月26日
4月19日