市政報告 市立学校教職員の負担減へ働き方・仕事の進め方改革に注力 川崎市議会議員 露木明美
川崎市では教育施策の主要テーマとして、市立学校の「教職員の働き方・仕事の進め方改革」に力を注いでおり、今年度中に基本方針をまとめる計画です。私自身、1977年から29年間にわたり川崎市立小学校の教諭として勤務してきた立場から、現状や課題、教育の質向上に向けた今後の展望について報告させていただきます。
3校で事務支援員
教職員の負担軽減による業務効率化や多忙化解消を目指し、4月から市立小3校で「事務支援員」を配置。6月からは市立中に部活動の外部指導者を招く「部活動指導員」を導入し、3人が配置されました。
この事務支援員について、私は6月の市議会定例会で、配置数が国の計画案に対して大幅に少ない点を指摘しました。今後の取り組みについて市は、効果などを検証した上で、2019年度以降の配置について検討する意向を表明。働き方・仕事の進め方改革の基本的な考え方と当面の方策に反映させたいとの回答を得ました。
長時間勤務 是正へ
7月に実施した川崎市総合教育会議では、市立小中・特別支援学校の正規教職員を対象に、市が昨年度実施した勤務実態調査(4236人回答)の結果をもとに、改革の方向性について協議。福田紀彦市長や教育長らも参加し、長時間勤務の改善に向けて意識共有を図ったところです。
実態調査によると、教諭の1日当たりの平均在校時間が小学校10時間40分、中学校は11時間23分で、正規勤務時間の7時間45分を大幅に上回っています。さらに、学校にいる間は給食指導があり、休憩・休息がとれません。また、持ち帰り仕事もあります。
より豊かな教育を行うには教職員が心のゆとりを持ち、児童生徒と向き合える環境を整えることが急務です。学校教育の充実に向けて、今後も最善を尽くしていきます。
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4月26日
4月19日