市政報告 緑ヶ丘霊園の「桜並木」、維持・更新を求めて 川崎市議会議員みらい川崎市議会議員団露木 明美
川崎市北西部の丘陵地帯に位置する市営の公園墓地「緑ヶ丘霊園」(高津区下作延)は、霊園としての役割のほか、桜の名所として広く市民に親しまれています。春には園内に植えられた数百本の桜が花を咲かせますが、現在、桜の老朽化が心配されています。
桜53本を伐採
私は3月、市議会定例会の予算審査特別委員会で、この件について質疑を行いました。植樹して約60年が経過し、老朽化が心配される434本を対象に樹木診断が実施され、その結果を踏まえて倒木や枝折れなど危険性の高い53本が伐採されたのです。
それに対し、更新したのは2016年度に6本、2017年度に13本にとどまっています。市からは当時、「樹齢に応じた点検、診断を行うなど適正な管理を実施し、桜並木の保存に努める」との答弁を得ました。
適切更新が必要
しかし、その後も更新は十分とは言えず、特に連続して両側が伐採され、並木が途切れている箇所についても更新が行われていないのが現状です。
これらの理由や改善策を明らかにしようと、私は今月、市議会定例会の一般質問で再び質疑を行いました。市によると「バリアフリーの観点から、歩道幅員の一定の確保などの理由で新たな植樹が進んでいない」との事情説明がありましたが、現実として十分な更新が行われていないことは間違いありません。今後に向けて、改善策を強く求めたところです。
さらに、2018年度から8か年で策定された霊園整備計画について、桜並木の老朽化対策が含まれていない点を指摘しました。計画をたてるよう求めたところ、市からは「桜並木の更新を計画的に進める」との答弁がありました。
また、霊園内は公共道路ではないという理由で、今年度から4か年の市の街路樹管理計画にも含まれていませんでした。こちらについても、公共道路と同様に管理を進めるべきだと提起しました。
今後も、緑ヶ丘霊園が桜の名所として市民に愛され、親しまれる場所であるよう望んでいます。しっかり更新が進むよう、市への働きかけに引き続き力を注ぎます。
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4月26日
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