神奈川県議会議員 土井りゅうすけ 県政報告 観光施策、安全社会に注力 企画=土井りゅうすけ政務活動事務所
2018年の活動や取り組みを振り返り、1年間の総括をお願いします。
【土井】2019年のラグビーワールドカップ、20年の東京五輪・パラリンピック開催に向けて、神奈川県もインバウンド施策と観光振興に力を注いでいます。観光資源の目玉の一つ、生田緑地にある日本民家園では県の「マグカル推進事業補助費」を受けて、今年3月に伝統芸能公演や甲州市のワイン講座、県内外の物産販売が行われる予定です。このような後方支援のほか、外国人向けの観光PR冊子を発行するなど、来年を見据えた動きを活発化しているところです。
県が掲げる「ともに生きる社会かながわ憲章」の進展はいかがですか。
【土井】多摩区では昨年7月の民家園通り商店会夏まつりで、県や福祉団体にブースを貸し出してもらい、この憲章の普及啓発活動を展開しました。共生社会の実現に向けた商店会の取り組みに対して支援すべきだと、県議会定例会の代表質問で先月、自民党として指摘しましたが、黒岩知事からは「県の商店街魅力アップ事業費補助金を見直し、『ともに生きる社会かながわへの取組』を補助メニューに加える方向で検討する」との回答を得ました。地道な支援を重ねて、商店会と地域のさらなる発展につながればと考えています。
続いて安全・安心のまちづくりについてですが、自転車事故の全国的な増加を受け、県で条例化が進んでいるようですね。
【土井】身近に起こりうる交通事故ですが、加害者が高額な賠償を負担するケースも少なくありません。昨年の県議会では、自転車の損害賠償保険の加入義務化が議題に挙がり、パブリックコメント(意見公募)が終わって報告を受けているところです。今月の定例会で条例案が出される見通しですが、自転車マナー向上への啓発も含めて、県民の安全・安心が守られるよう丁寧に議論を重ねていきます。
先月は菅のパチンコ店で現金強盗がありました。
【土井】このような事件が起きてしまうと、犯罪抑止力につながる防犯カメラの必要性を改めて感じざるを得ません。県の施策では地域防犯力強化支援事業補助金として、地域防犯カメラ設置事業があります。カメラ設置に対し、県と市町村が連携して補助金を交付するという施策で、川崎市でも要望は年々増えているようです。全県でみると要望件数は莫大なものになりますが、補助には上限があるのが現状です。県としては少しでも予算を多く確保して進めたいと考えています。
多摩警察署が利便性向上への要望書を、県警本部に出したと聞きました。
【土井】すでに耐震補強が完了している多摩署は新築というわけにはいきませんが、外付けのエレベーター設置や会議室の確保など施設裏の駐車スペースを利用した改善案を要望し、前に進めているところです。
今年も行動力を重視し、丁寧に一つずつ課題解決に向けて取り組んでいきます。
|
|
|
|
|
|
【ナイスオン】【バンバン】【ナイスオン】春のコースデビューキャンペーン~4月30日【ブラッサム・ポラリス】4月22日㈪新台入替 |
<PR>
4月26日
4月19日