市政報告 タクシー利用も選択できるように 川崎市議会議員 かがみまさひこ
高齢者外出支援乗車事業について
この事業は、満70歳以上の方の社会的活動の参加を促進し、福祉の増進を図ることを目的として、満70歳以上の方が市内を運行する路線バスに乗車する際に「高齢者特別乗車証明書」を提示し大人料金の半額で乗車するか、期間中であれば何回でも乗車できる「高齢者フリーパス」を購入し乗車する制度です。しかしながら、バスが運行していない地域にお住まいの方にとっては、本制度を全く利用できないのが実情で、市民の方からも「不平等だ」という意見が多く寄せられています。高齢者実態調査でも本制度の利用率は低い結果となっています。
市の支援拡充を
現在、高齢ドライバーによる事故が多発しており、社会問題化しています。東京都はアクセル踏み間違い防止装置の補助を行いました。バスなどの交通手段が少ない地域にお住まいの方にとって買い物、通院等のために自家用車に代わる代替手段の確保は死活問題です。神奈川県では、運転免許証を自主的に返納し、運転経歴証明書の交付を受けていただいた方に、購入商品の割引や自宅までの無料配送、宿泊料金等施設利用料金の割引などの特典を受けることができる制度がありますが、本市においては県の支援策以外には実質、高齢者外出支援乗車事業しかありません。地域によっては全く利用できない方がいる制度では、運転免許証を自主返納した方への支援策とは言えません。
他都市では、65歳以上で免許返戻をした方を対象にタクシーの利用補助券を交付したり、バスとタクシーとの選択制を採用している等、様々な外出支援策がある中で、本市が最善を尽くしているとは言えません。タクシーとの選択制を採用する等、一人でも多くの高齢者の方が利用できるように本事業の制度拡充を昨年12月の議会で強く要望しました。市からは「高齢者の外出支援の在り方を総合的な観点から検討していく中で、他都市の実例なども参考にしながらタクシーの利用について検討する」との答弁がありました。
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4月26日
4月19日