市政報告 川崎市こそ脱炭素・再生可能エネルギーの一大拠点に 日本共産党 川崎市議会議員 井口まみ
2050年までに世界のCO2排出を実質ゼロにすることは、人類的な緊急の課題です。個人としても何かできることはないのか、多くの方が取り組んでいると思いますが、個人の努力には限界があり、なんといっても大量に排出しているところが直ちに削減することが求められています。
◆川崎市は政令市最大のCO2排出都市
川崎市は20ある政令指定都市の中で最大のCO2排出都市です。特に臨海部のわずか7社で、川崎市が排出しているCO2の約7割を排出しています。発電、鉄鋼、石油関連などの名だたる大企業です。ここでいつまでに削減するのかという目標を決め、具体的に対策を打たなければ川崎市の目標も達成することはできません。
日本共産党は、市民ができること、たとえば、住宅の屋根に太陽光パネルを設置するための補助金の大幅増額などを求めながら、大量にCO2を排出している企業に対して「削減計画を作る協定を結ぶべき」とただしました。しかし市長は「各事業者が取り組んでいく」というだけで、市の積極的な姿勢がありませんでした。
◆臨海部の敷地60%に太陽光パネルを設置したら
日本共産党は専門家に研究委託し、臨海部の敷地に太陽光パネルを設置したらどのくらい発電できるか検討してもらいました。広い工場や駐車場の屋根など、臨海部の敷地の60%にパネルを設置し、最低限の風力発電やごみ焼却場のバイオマス発電などと組み合わせると、2050年までに市内の電力使用量の約7割を臨海部の再生可能エネルギーで賄えることがわかりました。
大量に排出されるCO2を徹底して削減し、市内で使う電力は極力市内で発電する。このやりかたで川崎市が世界に脱炭素で貢献できるようにすることが、日本共産党の提案です。抽象的な掛け声だけでなく、具体的な施策を行うよう、強く働きかけていきたいと思います。
|
|
|
|
|
|
【ナイスオン】【バンバン】【ナイスオン】春のコースデビューキャンペーン~4月30日【ブラッサム・ポラリス】4月22日㈪新台入替 |
<PR>
4月26日
4月19日