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多摩区版 公開:2011年8月26日 エリアトップへ

毎月1回、子どもの遊び場を運営する「多摩区プレーパークをやっちゃおう会」代表の 稲田 光世さん 中野島在住 45歳

公開:2011年8月26日

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思いっきり遊ぶっていい

 ○…「子どもがやりたいと思ったことをやるのが遊びの本質」。月1回、プレーパークを中野島中央公園で開いている。普通の公園遊びとは違い、そこでは子どもたちが自由な発想と工夫で遊びをつくり出す。木工作や水遊び、季節の遊びを楽しむ子どもの中には泥だらけになったり、絵の具がついたりする姿も。「身の丈にあったリスクがあっても、子どもが想像も出来ないような危険は回避しなければならない」。いつもそう思い、見守っている。

 ○…3人の子どもを持つ母親。「もっと遊べる場があれば」と、市民館の子育てに関する講座に申し込んだのが活動のきっかけ。プレーパークを視察し、テレビやゲームが子どもに与える影響も学んだ。講座だけで終わらせるのはもったいないと、他の受講者と04年に会を立ち上げた。現在のメンバーは7人。それぞれが子どもを抱えながら運営するのは難しいが、「出来ることを出来る人が出来る時に」をモットーにメンバーをまとめる。

 ○…自分自身は幼少期に野山を駆け回ったりするような遊びをした経験は少ない。「子どもの頃に出来なかったことをやりたくなったのかも」。そんな想いが原動力につながる。サーカスのクラウン(道化師)を務める夫の影響も大きい。自身もクラウン養成学校に通った経験がある。「クラウンには自分のありのままを素直に出せる心地よさがある。大人も思いっきり遊んで自分をオープンにするのが楽しい」

 ○…「イベント的な開催ではなく、毎日毎日の遊びが大切」。常設のプレーパークをつくるのが目標だ。そのためには経費や物資の協力、スタッフの確保が課題となる。「子どもにとって大切なことが私たちの活動だけでいいのか?行政が関わって安定して遊び場が確保できる仕組みが重要」とも指摘する。プレーパークの魅力を広く伝えるのが今は大切と考えている。「思いっきり遊ぶっていいよね」
 

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