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多摩区版 公開:2013年10月11日 エリアトップへ

市民グループのリーダーとして、あす登戸第2公園で外遊びイベントを開く 齋藤 元さん 登戸新町在住 69歳

公開:2013年10月11日

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子どもたちの笑顔は活力

 ○…「公園や外で遊ぶ子どもたちの賑やかな声が消えていくことが寂しい。消えてほしくない」。第2期(08年―09年度)区民会議で提言された「公園を中心とした地域づくり」を実現するために設置された市民グループ「多摩区公園を拠点としたコミュニティづくり推進委員会」の委員長を務めて3年。あす、登戸第2公園で開催する外遊びイベントはその集大成。「歳をとると、子どもたちの笑顔や遊び声は生きる活力。家にこもらず外で遊んで元気に育ってほしい」

 ○…同委員会は町会・自治会や子育て支援の市民団体のメンバー、行政職員らで構成され、現在12人。公園を活用した交流の場づくりを進めている。子どもたちにとっては砂遊びや水遊びはもちろん、ベーゴマや羽根つきといった昔遊びに木工細工も体験できる貴重な場となる。地元のシニア世代が遊びの指南役を担うこともある。「今の子どもは習い事や塾などの時間に縛られて遊び方を知らない。テレビゲームとは違い、家ではできない遊びを体験してほしい」

 ○…幼い頃は登戸のまち全体が遊び場だった。木登りやどじょう捕りをした思い出が残る。遊び道具が無ければナイフで削って竹とんぼを自分で作った。ナイフで手を切る危険も自分で背負う。そんな経験から自身の子育ても様々な経験ができる外遊びにこだわった。息子と多摩川に釣りに出かけ、長野に行っては川遊びや雪あそびを楽しんだ。「幼いころの遊び体験は大人になっても残るもの。工夫すれば沢山の経験ができる」

 ○…川崎市の職員として働いてきたこともあり、「いつか地域の人たちに恩返ししたい」という気持ちがある。長年、地元川崎と向き合ってきたからこそ、子どもを取り巻く環境の変化を感じている。少子高齢化による地域課題の解決の鍵を握るのが公園と考えている。「公園を交流の場として活性化させるためには、子どもたちの遊び声が必要」
 

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