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多摩区版 公開:2014年9月26日 エリアトップへ

生田うたごえ喫茶の代表として、10月4日に100回記念イベントを開く 渡辺 勉さん 町田市在住 62歳

公開:2014年9月26日

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歌で繋がるあの頃を

 ○…かつて一世を風靡した歌声喫茶。「昔を懐かしんで1回だけやってみよう」と思い、スタートした活動が15周年で100回目を迎える。「また開催してほしい」という参加者の声に支えられ、年に数回の開催を4年前から月に1回の開催に増やした。普段は西生田の洋菓子店を借りて開催しているが、100回記念は180人が入れる昭和音大のホールを借りて行う。「これまで参加していない人たちも来る。大勢で合唱すればダイナミックな歌声になるはず」 

 ○…子どもの頃から音楽が好きだった。「学校の廊下を歌いながら歩いていて先生から注意された」と頬を緩める。大学進学で栃木県から上京して歌声喫茶に通うようになった。その頃はまさに全盛期で各地の歌声喫茶に通ったという。そこで青春を謳歌した思い出が今でも鮮明に記憶に残っている。「会話をしなくても一緒に歌っていると仲間のように思えてくる」と懐かしむ。

 ○…フォークソングに出会ってから、自分の生き方について考えさせられたという。「生きる希望や世の中へのメッセージなど自分の中で世界が広がっていくようだった」。小学生から高校生にかけてベトナム戦争があり、世相を反映した歌に数多く触れた。「あの頃の世代はみんな歌でつながっていた部分があった」。やがて高度経済成長で趣味も多様化し、30歳にもなると歌声喫茶が減少していった。「吉祥寺も亀戸も次々となくなっていき、さびしい思いをした」

 ○…昨年、代表的な歌声喫茶の「ともしび新宿店」の歌集が新しく発行され、再ブームに期待している。退職を機に団塊の世代が再び歌声喫茶を懐かしんで参加しているという。「女性の参加者が多いので、今後は男性にも積極的に参加してほしい。家にいるのではなく、外に出るきっかけになってもらえれば」。そんな思いを込めて100回記念への準備に余念がない。
 

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