今月から川崎西北ロータリークラブで会長を務める 渡邊 四郎さん 東生田在住 58歳
奉仕現場主義で絆深め
○…川崎稲生と川崎多摩の2クラブが昨年合併し、新たに川崎西北ロータリークラブが誕生した。7月から同クラブの2代目会長として、会員24人のまとめ役に就いた。これまでの伝統を引き継ぎ、社会奉仕の精神でさまざまな奉仕活動に取り組んでいく。「私でいいのかなという不安もあるが、とても光栄に思う。クラブが存続し続けるためにも、仲間を増やしたい」
○…「ロータリアン」として12年目を迎える。会長就任のあいさつでは、定期的に集まる例会以外でのコミュニケーションも大切にしたいという考えから、メンバーに「奉仕活動に積極的に参加してほしい」と呼びかけた。同クラブは老人ホームの交流イベントや里山保全活動団体への草刈り機寄贈、身体障害者の人と一緒に毎年バーベキューを開催するなど、奉仕活動の場を多数設けている。「自分の会社だけではできないことが多い。地域の企業が集まったロータリークラブだからできることがある」
○…岩手県出身。地元の駅にある時計塔に刻まれた「ロータリークラブ寄贈」の文字を見て育った。「当時はよくわかっていなかった」と振り返る。上京し、30代で区内に会社を設立してロータリアンとなり、さまざまな勉強会に参加。「志」のある仲間たちとの出会いに刺激を受けた。「人生は短いから、やっぱり人のためになりたい。地域の人に感謝の心で接したい」
○…現在は、病院の廃棄物を処理する会社を経営している。これまでの仕事の経験から行動力と現場主義を重視。「報告ばかり聞いてもわからないこともある。物事は多面的なものだから、自分の目で確かめることが大切」。気分転換に体を動かすのが好きで、合気道を15年、水泳を18年続けている。日常生活では1日1万歩を目標にウオーキングにも励む。「人間はいろんな顔を持っている。活動現場でメンバーや地域の方とお互いの顔を知りあい、絆を深めたい」
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5月3日
4月26日