神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
多摩区版 公開:2021年6月4日 エリアトップへ

水球チーム「コンバット」監督として全国を制し、新体制で夏に挑む 加藤 健太さん 長尾在住 30歳

公開:2021年6月4日

  • X
  • LINE
  • hatena

「地元愛」抱き、共に成長

 ○…「恩返しのため」と母校近くの古巣・カワサキスイミングクラブ(高津区)に新卒で入社以来、水球チーム「コンバット」を指揮。全国JOCジュニアオリンピックカップ春季大会で、中学生メンバーを頂点に導いた。主力が卒業し、コロナ下で活動に制約がある中、8月の全国大会を新たな照準に据える。

 ○…水泳を始めたのは「母親のおなかの中にいたときから」とにっこり。生後半年でプールへ。稲田小学校に通い、クラブ指導者の勧めで小2のとき水球を始めた。「器官がもともと弱くて太ってたから、練習はきつかった」。コンバットの一員として、小5で春の全国優勝を経験。稲田中学校に進みハンドボール部に所属するも、「休みなしで水球漬け。友達と遊ぶ暇もなくて」。その甲斐あり、中2では全国準優勝の立役者に。埼玉県の強豪校に進学し、高1で国体優勝と高校総体の準優勝を経験。3年のとき18歳以下の日本代表入りし、東京開催のアジア大会にも出場した。

 ○…大学でも水球を続け、迎えた就職活動。一般企業も受けたが、出した結論は指導者の道だった。選手生活に終止符を打ち、通い慣れたクラブに帰ってきた。教える立場になり、特に重視するのは人間としての成長だ。「まずはあいさつと敬語、マナー」。その根底には「中学生のとき水球をやってなかったら、どうなってたか分からない」という、指導陣への感謝が込められている。

 ○…生まれ育った宿河原。多摩川や今は無き向ヶ丘遊園ボウルなど、稲中時代の友人と遊んだ記憶を思い起こす。「今も地元に残っている同級生が多いし、愛着がある」。クラブにも次代を担う後輩たちがいる。地元と母校の絆を胸に、引き立て役として教え子の成長に寄り添い続ける。

「バンバンなら私もいける!」

【新台入替】5月7日㈫「スマスロ交響詩篇エウレカセブン4」 ブラッサム・ポラリスで

http://www.prime777.co.jp/

<PR>

多摩区・麻生区版の人物風土記最新6

高橋 宏和さん

川崎郷土・市民劇『百年への贈り物ー川崎市誕生ものがたりー』で主役を演じる

高橋 宏和さん

多摩区在住 52歳

5月3日

平本 一雄さん

麻生区のまちづくりを書籍でまとめ、東京都市大学名誉教授を務める

平本 一雄さん

麻生区金程在住 79歳

4月26日

菅 健司(すが けんじ)さん

第43代多摩警察署署長に3月19日付で就任した

菅 健司(すが けんじ)さん

多摩区在住 58歳

4月19日

佐藤 直樹さん

24代目の多摩区長に4月1日付で就任した

佐藤 直樹さん

宮前区在住 57歳

4月12日

粂田 真理さん

3月から百合丘で「朝ごはん食堂プロジェクト」を始動させた

粂田 真理さん

麻生区片平在住 66歳

4月5日

駒橋 弘雄さん

川崎市多摩スポーツセンターの館長に着任した

駒橋 弘雄さん

菅北浦在勤 47歳

3月29日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

  • 3月29日0:00更新

多摩区・麻生区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

多摩区・麻生区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook