神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
多摩区版 公開:2022年1月28日 エリアトップへ

多摩区薬剤師会の会長を務める 吉澤 八千代さん 東生田在住 61歳

公開:2022年1月28日

  • X
  • LINE
  • hatena

柔と剛、共存し寄り添う

 ○…多摩区に関わる薬剤師や薬事関係者ら66人が集う組織のリーダーとして3年目。川崎市が力を入れる「地域包括ケアシステム」の推進を掲げてきた前会長の意思を継ぐ。ケアマネジャー有資格者として「患者が寝たきりになっても最期まで看取れるよう『かかりつけ薬局』の考え方を浸透させたい」と強調する。

 ○…地元は登戸台和町会。幼稚園から高校まで中野島のカリタス学園に通い、「身近な職業だった」教員に志を傾ける。元看護師の母親から勧められ、薬科大学の薬学部へ。教職の道もあったが製薬会社に就職。研究所で抗生物質の開発に4年ほど携わり、出産を機に退職した。区内で薬局勤務を経て1996年、東生田に花梨薬局を開業。同時に県と市、区の薬剤師会に入会した。

 ○…新入り時代、区薬剤師会の勉強会では「先輩が仲間思いで優しくて心強かった」と感謝する。総務委員や休日診療所の委員を務め、ごく自然と会長職に。かつては「薬局の職業組合のような存在だった」という薬剤師会を「職能として進めなければ」と決意。薬売りから医療に携わる立場へ――。その役割を明示し、広めようと尽力してきた。薬局では薬の服用について「患者の気持ちを優先して強く言えないのが欠点」というが、「本人に寄り添った薬剤師であるべき。それが一番」と信念を貫く。

 ○…区画整理が進む登戸は「昔ながらの雰囲気と斬新さがあるまち。一新したときに、この辺りを盛り上げていかないと」と思いを寄せる。住居でもある薬局の目前には川があり「アヒルやシラサギ、コイもいる」と、水辺をのぞきながら散歩する。自然豊かな地元で「会のメンバーと、多職種で連携してみんなが暮らしやすいまちになれば」と願いを込めた。

「バンバンなら私もいける!」

【新台入替】5月7日㈫「スマスロ交響詩篇エウレカセブン4」 ブラッサム・ポラリスで

http://www.prime777.co.jp/

<PR>

多摩区・麻生区版の人物風土記最新6

高橋 宏和さん

川崎郷土・市民劇『百年への贈り物ー川崎市誕生ものがたりー』で主役を演じる

高橋 宏和さん

多摩区在住 52歳

5月3日

平本 一雄さん

麻生区のまちづくりを書籍でまとめ、東京都市大学名誉教授を務める

平本 一雄さん

麻生区金程在住 79歳

4月26日

菅 健司(すが けんじ)さん

第43代多摩警察署署長に3月19日付で就任した

菅 健司(すが けんじ)さん

多摩区在住 58歳

4月19日

佐藤 直樹さん

24代目の多摩区長に4月1日付で就任した

佐藤 直樹さん

宮前区在住 57歳

4月12日

粂田 真理さん

3月から百合丘で「朝ごはん食堂プロジェクト」を始動させた

粂田 真理さん

麻生区片平在住 66歳

4月5日

駒橋 弘雄さん

川崎市多摩スポーツセンターの館長に着任した

駒橋 弘雄さん

菅北浦在勤 47歳

3月29日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

  • 3月29日0:00更新

多摩区・麻生区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

多摩区・麻生区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook