市政報告 コミュニティ交通の運行実現に向け、大きく前進 みらい川崎市議会議員団 露木 明美
交通不便地域においてコミュニティ交通の運行が要望されて、20年近くが経過しました。本市では、実施に至るまで当該地域で協議会を設立し、協議会が自ら運営を行うこととされていたのです。本格運行されている地域は、高石地区(麻生区)の「山ゆり号」、長尾台地区(多摩区)の「あじさい号」など4カ所にとどまっています。
これまでわが会派は、コミュニティ交通を必要とする市民の要望を実現するために、実行までのハードルがあまりにも高いことを指摘。運営協議会の設立への支援や、運営における公費の導入を強く求めてきました。
これらの粘り強い取り組みによって、このたび大きく制度が改善されることとなりました。
◆改善点【1】…協議会設立に対し本市が支援する(早期立ち上げ)
◆改善点【2】…運行手段の検討にあたりトライアル制度を創設。検討期間の短縮を図る(交通事業者との円滑なマッチング)
◆改善点【3】…実施後の運行の継続・改善を図る(トライアル制度や、安全運行にかかる費用などへの支援)
交通手引き改訂へ
この計画の方向性については、8月31日の市議会まちづくり委員会に報告がありました。コミュニティ交通の導入内容を定めた「地域交通の手引き」が最終的には今年度末までに改訂され、それに基づいて来年度から取り組みが進んでいくことになります。
多摩区においては、生田山の手地区で協議会が設立されており、事業を担う交通事業者との連携などが協議されることになっています。現在、協議会が設立されていない地区でも、高齢化やそれに伴う運転免許証の返納などで、コミュニティ交通導入の要望が今後高まる可能性もあります。
これからも、こうした市民の要望をお聞きしながら、暮らしやすいまちづくりに取り組んでまいります。
|
|
|
|
|
|
【ナイスオン】【バンバン】【ナイスオン】春のコースデビューキャンペーン~4月30日【ブラッサム・ポラリス】4月22日㈪新台入替 |
<PR>
4月26日
4月19日