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多摩区・麻生区 人物風土記

公開日:2012.06.29

4月25日に発足した「多摩区歩け歩けto you協会」の会長を務める
小林 博さん
南生田在住 62歳

細く長く 亀のように



 ○…前身の「多摩区歩け歩け協会」を引き継ぎ、新たに同会を発足させた。歩くことで健康を維持し、仲間づくりとまちづくりの輪を広げるのが目的だ。月1回、区内や都内のコースを参加者とともに2時間半ほど歩く。同会を取り仕切るのは4人。長い間ウォーキングを楽しんできたベテランが集まっている。企画運営から雑務までを幅広くこなし、参加者に少しでも楽しんでもらえる会にしようと奔走中だ。



 ○…会のモットーは「元気に楽しく、とにかく安全に」。コースを選ぶ基準も参加者の大半を占める中高年のために安全なコースを設定。6月から9月までは熱中症や食中毒にも注意し、啓発パンフレットを配るなど配慮も忘れない。「これからは他の区の歩け歩け協会との差別化を図らないといけない」と話すように、ウォーキングの合間にちょっとした外国語講座やミニ医療講座なども開く予定という。参加者を飽きさせない工夫を凝らす。



 ○…公務員退職後の現在も臨時職員として仕事に励む。日々の楽しみは野球観戦。休日はジャイアンツ球場に通い、目をつけた選手の成長を見守る。「出来上がった選手よりこれから活躍しそうな原石を見つけて、成長過程を見ていくのが好き」と表情を緩める。若さの秘訣は毎日のジョギングだという。職場がある鷺沼から自宅までを走るのが日課だ。「歩け歩け協会から、そのうち走れ走れ協会もできるかも」。



 ○…ウォーキング中は歩くのが遅い人に合わせるのが慣例。会旗には亀を採用し、長生きをしてゆっくり歩いていこうという意味を込めた。これからは若い人に参加してもらい、世代間交流の役割も果たしたいと願う。自然体でいられる会にしたいとの思いもある。「ウォーキングは日常生活の延長線。だから肩肘はることなく続けていける。参加者のみなさんと健康維持しながらまちづくりを盛り上げていきたい」

 

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