映像プロデューサーとしてまちづくりに取り組み、8月7日の親子教室で講師を務める 河崎 孝史さん 宿河原在住 56歳
地域情報も「動画で見せる時代」
○…8月7日に市民ミュージアム(中原区)で開かれる夏休み親子体験教室「五七五で映像をつくろう!」の講師を務める。芸術や音楽でまちづくりを進める川崎市の取り組みの一環として、子どもたちに映像制作の魅力を伝える。川柳から絵コンテを作り、参加者が撮影に出かけて仕上げるという内容だ。「未来の映像プロデューサーが生まれたらいい。子どもには未来が無限にあるから期待している」。映像制作のプロとして子どもたちに「映像をつくる面白さを伝えたい」と意気込む。
○…宿河原に報道番組の制作会社を構え、民間放送の気象情報やワイドショー、ラジオ番組などの演出を手掛けている。市民団体「多摩区まちづくり協議会」にも所属し、今は地元にも目を向ける。地域のイベントをビデオカメラで撮影し、ホームページ上で紹介しようという計画を練っている。「これからは動画で見せる時代。どんどん新しいことをやってみたい」
○…大学卒業後にTBS報道部門の制作会社に入社した。「工業系の大学だったので畑違いだった」というが、少年時代から映画が好きで「映像をつくりたいという勢い」でテレビ報道の最前線に飛び込んだ。独立して会社を立ち上げてからは様々な番組制作に携わった。特に印象に残っているのが、人の暮らしを彩る美のアイテムを取り上げるNHKの番組だ。「テレビは制作者と視聴者の距離が遠い。だが、この番組はとても反響があった。ディレクター冥利に尽きる」
○…地域に目を向け始めたのはつい最近。身近な地域での報道は「人との距離の近さが魅力」と話す。まちづくり協議会のイベントを撮影し、直に伝わってくる子どもたちの反応や素直な感動に「全国向けではなく、身近なところで映像をつくる楽しさに気づいた。視聴率に左右されてきたので新鮮だね」。これからも地元に密着した報道活動を地道に進める。
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4月26日
4月19日