15日に開かれる「多摩区スポーツフェスタ」の実行委員長を務める 新藤 敏夫さん 菅北浦在住 70歳
受け取ったものを次世代へ
○…今年で2回目の開催となる「多摩区スポーツフェスタ」の実行委員長として奔走している。スポーツを通した健康で元気のあるまちづくりをめざし、川崎市多摩スポーツセンターと周辺の南菅小学校、南菅中学校を会場に各関係団体や行政が一丸となって取り組む。「自分が子どもの頃は空地や遊び場がたくさんあった。最近は運動する場所がないという声をよく聞く。区内にはいい施設があるからぜひ使って、運動と交流を楽しんでほしい」
○…多摩区スポーツ推進委員になって今年で28年目。現在は委員長としても約60人をまとめ、区民の健康・体力づくりのため、地域のスポーツ推進活動に取り組んでいる。ウオーキングイベントや区民体力テストのほか、年間を通して開催される各大会・イベントでは審判やスタッフとして多摩区のスポーツ推進をけん引する。「スポーツが好きだから続けられる。丈夫な体が自然に作れるしね」
○…子どもの頃から野球少年だった。田んぼの中でテニスボールと竹を使って近所の大人や上級生と楽しんだ「庭球野球」がいい思い出という。「部活でもないのに、先輩が丁寧に教えてくれた。好きになって、できるようになった」と懐かしむ。社会人になっても会社の部活として野球を続け、30代の頃は地元の少年野球の監督も務めた。教え子が名門校に進学し、甲子園の砂を持ってきてくれたこともあるという。「子どもは素直だから指導の仕方が重要。基本に忠実な指導で伸びる子は多い。成長を感じると嬉しい」
○…選手の気持ちを理解して運営に役立てようと、推進委員が参加する大会を提案。稲城市と協働でウオーキングイベントも開催し、新しい取組にも挑戦してきた。積極的な姿勢は、手本としている先人の影響が大きいという。「委員を始めたときは、なんとなくだったけど、自分が受け取ったものを次の世代へとつなげていきたい」
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4月19日