多摩区版 掲載号:2018年5月18日号
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夢見ヶ崎動物公園の園長に就任した 村木 芳夫さん 栗谷在住 54歳

夢の仕事に顔ほころぶ

 ○…夢だった動物園での仕事に「天国のような場所」と満面の笑みを浮かべる。「豊かな自然に触れに、遠足に来る子どもたちから、古墳などの歴史に興味を持つ年配の人までさまざまな世代の人たちに、今以上に楽しんでもらえる園にしたい」と意気込む。

 ○…山口県出身。幼少の頃、宇部市の常盤公園という総合公園内の動物園によく連れて行かれ、動物に関する仕事に就きたいと思った。麻布大学獣医学部に進むが、開業するには莫大な費用がかかるために諦めた。父親が転勤族で、中学まで転校が多かったため、将来自分の子どもには転校をさせたくないと、都市部の公務員を目指し、1988年に川崎市に獣医職として入庁した。保健所での飲食店の許認可の仕事や鳥獣の疫病対策の仕事などで市民の健康を守ってきた。動物園とは縁のない部署を歩んできただけに、辞令を受けたときには「夢見ヶ崎を知らない私でいいのか」と思ったが、やりたかった仕事ができることに顔もほころんだ。

 ○…趣味は散策。写真が趣味という妻と共に丘陵地帯で自然の草花を見たり、知らない駅に降り立ち、まち歩きをしながら、個人宅に植えられている花を見るのが楽しい。妻と娘へのバレンタインのお返しのために始めた有名スイーツ巡りも、散策がてら続けている。

 ○…同公園は施設の老朽化対策が喫緊の課題だ。「飼育環境の整備、飼育管理上の危険性の排除、仕事の効率化、授乳室やおむつ交換スペース設置などハード面の整備にまず取り組む」。ソフト面に関しては「今後いろいろな動物園を見に行って勉強したい。6月に発足する交流会の意見なども参考にしていく」と強調。地域との連携も視野に入れ、笑顔あふれる園への舵を取る。

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