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多摩区版 公開:2018年10月5日 エリアトップへ

設立15周年を迎えた「NPO法人SAGA国際交流協会」の理事長を務める 原島 小賀子さん 菅在住 78歳

公開:2018年10月5日

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交流生む おもてなし

 ○…日本の伝統文化を通じた国際交流に力を注ぎ、これまでに受け入れた留学生は600人以上。今夏はタヒチの高校生6人が滞在し、菅中学校に通学した。「口伝えで広まって、日本で勉強したいという人がどんどん増えている」。留学生のために着付けや華道、書道、空手、パチンコなど、さまざまな体験を模索する。「こうしたい、ああしたいという思いに応えてあげたい。何かしてあげたいという気持ちが大きい」

 ○…稲城市出身。幼いころから着物が大好きで、大卒後10年にわたって着物を勉強。1986年に小賀きもの文化学院を設立し、日本語講師の資格も生かしながら世界各国で着物ショーを開催するなど、日本文化を発信してきた。留学生の受け入れは夫のロータリークラブの国際交流活動がきっかけで、99年ごろから本格始動。数々の経験を生かし、NPO立ち上げ後も信頼ある活動を続ける。

 ○…菅町会では2015年までの8年間、会長として奮闘。町会をはじめ近隣の小中学校や地元団体、市や区を巻き込んだ地域ぐるみの国際交流が「SAGA流」だ。「地域で広がった人脈が役立っている。留学生から学ぶこともあり、お互いに得るものが多い」。4人の子は歯科医や税理士などそれぞれの道を歩みつつ、活動を手伝ってくれることも。孫たちが留学生と交流する姿を見るのも楽しみの一つだ。

 ○…「最初に留学に来た女の子は、その後3回も遊びに来てくれて」「この子は浴衣を着たまま帰っていった」と、写真一枚一枚に思い出があふれる。現在は夫の介護が中心の生活。「これまでも、その時の環境の中で一番いい方法を考えてやってきた。できる範囲で続けたい」。巣立っていった世界各地の若者たちと、これから訪れる新しい出会いに、思いをはせる。

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