区庁舎で12月1日に開催される第8回「たま音楽祭」で、実行委員長を務める 吉田 琴未さん 専修大学 文学部3年 20歳
まちへの愛、若い力で
○…多摩区の冬の一大音楽イベントとして、今年8回目の開催を迎える「たま音楽祭」。学生では初の実行委員長となり、初期から携わる前任の思いを継ぎながら、新しい取り組みにも目を向けてきた。「今年は若い人にも来てもらいたいという思いで準備してきた。若い出演者も多く、楽しんでもらえるはず」。開催まで、あと1カ月。他の催しでの広報やSNSでの発信にも力が入る。
○…音楽祭との出会いは多摩高校1年のとき。合唱部の一員としてステージに立った。「出演者が会場案内を手伝ったり、一緒にイベントを作り上げているんだなって」。専修大に進学し、インターンシップの一つで見つけた「音楽祭」の文字。「どうやって作られていたのか知りたい」と、第6回から委員に。昨年は企画のリーダーを務め、今年自ら委員長に立候補した。委員は学生から70代まで、個性あふれる15人。「常に全体の動きを意識。年上の皆さんも私たちの意見に寄り添ってくれる」と信頼を置く。
○…岡山県生まれ、横浜市在住。音楽好きの家族で、小学生のころには姉と一緒に市民ミュージカルに出演したことも。「人前に出て何かをするのは楽しいなって」。初めて見たときに感動し入部を決めたという多摩高合唱部では、毎日歌に明け暮れた。大学ではアカペラサークルに所属。バンドを組み、ライブや大会出場に打ち込んでいる。
○…学業面では、日本語のおもしろさに惹かれ、日本語教師にあこがれながら日々勉強中だ。通学で利用してきた向ヶ丘遊園駅や宿河原駅周辺、合唱部で歌った会場など、多摩区への思い入れは強い。「ここで今の自分が形成されている。音楽祭を通じて、多くの人に多摩区を好きになってもらいたい」。区民に負けない思いを、音楽祭に込める。
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