菅町会のウェブサイトで「菅のスケッチ散歩」を連載する 望月 幸男さん 菅馬場在住 81歳
あふれる創意 このまちで
○…2000年代を中心に、まちの情景を記録し続けたスケッチは千枚以上。「望月雪桜」という作家名で、当時は二ヶ領せせらぎ館での展示会や、地域ごとに絵を集めたカレンダーづくり、地域紙での連載など盛んに活動した。菅中学校区地域教育会議で、菅のまちの成り立ちについてスケッチを交えて講話したことも。昨年、菅町会のサイトが刷新されたことを機に連載をスタート。あのころの景色が、再び光を浴びている。
○…40年ほど前、菅馬場に住み始めたときからまち歩きが趣味だった。「散策すると古い建造物が目につく。庚申塔の裏を見て、何が刻まれているか確認したり」。還暦を過ぎて時間ができ、家の周りからスケッチを開始。多摩区を制覇すると麻生区、宮前区と足を延ばし7、8年で市全域へ。「いろいろ回ったけれど、菅のまちは神社や仏閣が多く歴史があり、緑地に多摩川とバランスが取れていてすごく好き」と、魅力を語る。
○…戦時中の横浜生まれ。東横線妙蓮寺駅の近くで「山や谷があり、菅の景色と割と似ている」とも。学生のころはデッサンをする程度だったが、商業デザインが注目され始めた時代。心惹かれ、大学を辞めて専門学校に進むと、グラフィックデザイナーとして企業の広告宣伝などを手掛けた。「自動車がこれからというときに携わったり。本当に面白い仕事」
○…10年ぶりに、昨年度から菅町会広報部を担当。サイト内のバナーやごみの日カレンダー、入会案内、広報紙など、幅広くデザイン全般を担う。最近は防災情報を集めたパンフレットも制作。「今はパソコンで、次から次へといろんなものをつくっている。デザインで町会のためにできることを」。まちを思い、動き続ける。
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