復活が決まった「菅フリーマーケット」の実行委員長を務める 石井 潔さん 菅野戸呂在住 66歳
真摯な眼差し 信望厚く
○…実行委員の高齢化などにより、昨年惜しまれつつ25年の歴史に幕を閉じた菅のフリーマーケット。継続を望む声が止まない中、歴代メンバーらの後押しを受け実行委員長に。「引き受けたからには、継続することが一番。30年、40年と続くものにしたい」と意気込む。今回新たに町会や商店会が協賛に加わり、各地区の有志らとともに新体制で臨む。「先輩方もサポートしてくれる。引き継ぎながら、新しいことも取り入れていく」と、11月23日の開催に照準を合わせる。
○…生まれも育ちも菅。建具職人として神輿の修理を担うなど地域活動に熱心だった父の背中を見てきた。自身も自然と地域に入り、町会の子ども部会会長や区子ども会連合会副会長などを歴任。15年ほど前には菅の盆踊りの立ち上げに携わった。「今でも娘と息子が地元の子どもたちに太鼓を教えている」と目尻を下げる。「福祉応援」を掲げる同フリーマーケットにも初回から関わり、得意の揚げ餅を販売するのが恒例だ。「今年も楽しみにしててね」と、開催を前に腕を鳴らす。
○…定年まで約40年、東京消防庁で「救急畑」を奔走した。「ずっと現場一筋、やりきった」と胸を張る。その傍らで続けていたのが趣味の車、ジープのクラブ。会長として長野県の女神湖で氷上のチャリティーレースを企画。多くの協賛を募り、開催地の町に寄付するなど6年間貢献した。「福祉、イベント関係はプロ」と、経験を地元にも還元する。
○…会合などで多くの人が集う自宅には、花火の見える屋上に自慢のシアター、大切な愛車たち。「夢は全部叶えてきたと思う。いついなくなってもいいような感じ」と笑顔を向ける。「仲間や後輩にも恵まれてきた」と話す通り、周囲には「きよしさん」と慕う人も少なくない。心がけているのは、一人ひとりと向き合うこと。「人づてではなく、自分でみて、話して、人間模様を知る」。その背中で、仲間の思いを受け止める。
|
|
|
|
|
|
【ナイスオン】【バンバン】【ナイスオン】春のコースデビューキャンペーン~4月30日【ブラッサム・ポラリス】4月22日㈪新台入替 |
<PR>
4月26日
4月19日