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多摩区版 公開:2017年9月22日 エリアトップへ

資源回収や環境問題に関する講演の企画などを行う「リサイクル・リラの会」の代表 掛川 直子さん 堰在住 61歳

公開:2017年9月22日

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変わらぬ思い、一歩ずつ

 ○…リサイクルや環境問題を主題に、堰や宿河原を中心とした資源回収や学校への書籍寄付、講演会の開催など、活動は多岐にわたる。昨年1月、初代代表からバトンを受けた。設立から18年、活動が地域に広まっていく中で、「環境問題に対して危機感と希望の両方を持ってもらいたい」と思いを語る。運営メンバーでは一番年下だが、責任感の強さは人一倍。「理想は高いけどやっていることは地道。息長く続けられたら」

 ○…環境問題に興味を持ったのは高校3年生の時。レイチェル・カーソンの『沈黙の春』や有吉佐和子の『複合汚染』に感化された。「研究者になりたい」という思いがあったが、希望の進路には進めず、薬剤師の道へ。退職し主婦業に専念する中、同会立ち上げの話を知った。そこで環境問題への思いが再熱。資源回収を始めると「皆きちっと協力してくれて。ゴミにしていたものを回収でき嬉しかった」。さらに、生ごみのリサイクルを行う活動にも参加。生ごみから作った肥料で無農薬の野菜を育てる。「青春時代の思いを果たした感じ」と笑顔をみせる。

 ○…東京都小平市で高校時代までを過ごした。幼い頃からピアノを続け、音大に行く事も考えていたという。「当時はいろんなことに迷ってたね」と振り返る。多摩区に住んで24年。「住むのに便利、緑もいっぱい、梨も美味しい、最高」と良いことづくしだ。30代になる2人の子には「今になってゴミを分別するように言っている」とニコリ。

 ○…自身が暮らすマンションのゴミ集積所の建て直しに伴い、今年の7月に牛乳パックの回収を終了した。「何でやめてしまうの?という声が多くて、感動した。やっててよかったなって」。環境問題の現状については、「冗談ではなく地球温暖化は待ったなしだと思う」と、子や孫の世代を不安視する。「自分のためだけでなく、人のためになることをやりたい」。大志を胸に秘め、歩み続ける。

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